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「おう、じゃあ太郎よろしくな!」
偽名信じちゃったよ、黒光りウィッグ&ダサ眼鏡の春樹さん。
俺の名前、柊 悠斗だし。
教える気皆無皆無だけどな。
ほら、さっき虜にしたばっかの爽やか君がものっそいビックリしてるぞ。
せっかくのイケメン台無し。
口をパクパクしていて面白かったので、消しゴムを2個ほど突っ込んでみる。
「ふごぁっ!?」
むせた、まる。
とりあえず
「王道転校生Gよ、よろしくする気ないからよろしく」
「は?」
おー、春樹もとい黒光りするGがビックリしとる。
だがしかし、ここで放置するのが俺クオリティ。
後ろでなにやら喚いているが気にしない、とにかく教室からさっさと退散させてもらった。
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