8260人が本棚に入れています
本棚に追加
/221ページ
「あ!悠斗おはよう!」
「でっていう」
あれから何日か経った。
結局Gは、生徒会役員のイベをすべて回収したらしい。
その証拠に、Gはよく授業をサボって生徒会室に行くようになり、代わりに魔神さんが忙しそうにしているのを見かける。
親衛隊も2回ほど手をあげられ、泣き寝入りしたそうだ。
やっぱり生徒会共は職務放棄をしていているらしい。
魔神さんのダークオーラが5割増しになってましたわ。
「悠斗いっつもそんな感じの挨拶だよな!挨拶はちゃんと返さないと駄目って教わらなかったのか?おはようって言われたら、おはようって返すんだぞ!」
「でっていう」
「ーっ!俺がせっかく教えてんのになんだよ!さすがの俺だって怒るんだからな!ほら、ちゃんと謝れば許してやるぞ!」
「春樹が優しくしてくれてるんだ、柊ちゃんと謝れよ」
「でっていう」
「なんでそんな俺ばっかに意地悪するんだ!友達には優しくしないと離れてっちゃうんだぞ!」
「いじめるようなことばっか言うな柊!」
「でっていう」
自分もたいがい悪人に染まってきてると思ふ。
だいたい、いじめられると思うなら関わってこなけりゃいいじゃねぇか。
のあぁぁあああ面倒くさい!
最初のコメントを投稿しよう!