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俺、山田宗白烏はよく告白される、今日もまた。
モテモテ、普通なら嬉しいだろう。
もし、それが…
女の子だったらの話だが←
そう、俺に告白しているのは男の子であって女の子ではない。ハハッ…って笑いごとじゃねぇ←
大体、ここは悲しくも男子校である。
女の子がいるはずはない。
まぁ、例え目の前の奴が、美少女にしか見えないとしても、セーラー服を着ていたとしても、この学園のアイドルだとしても。
顔を真っ赤にしてモジモジして「…好きです。」
なんて、言われて、一瞬キュンッとしたとしても、男の子。
だから、俺の答えはNO。
別に男同士に嫌悪感は抱いてはいないが、何分…
俺は女の子が好きだ。男の子とイチャイチャしたくない。
だが…
ポロポロ泣き出してしまったこいつ。
それをみて周りが俺を睨む。
結論、怖ぇ。
よって…
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