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ガゼルマンの足元には、大量のガラス片が山となって積み上げられている。
「ガゼルマンだ! 新世代超人のガゼルマンだ!」
「あのヘラクレス・ファクトリー1期生の主席卒業者、ガゼルマンだ!」
逃げまどっていた人々は、ガゼルマンの登場に胸を躍らせ、歓喜の声を上げる。
「ガゼルマンが助けに来てくれたぞ!」
「悪行超人なんか倒しちまってくれぇ! ガゼルマン!」
「ガーゼールッ! ガーゼールッ!」
いつしか周囲には、ガゼルコールが上がり、沸きに沸きだした。
「万太郎達が不在なのを見計らって現れるとは、見下げた奴だな! しかし運の無い奴だ貴様は! 正義超人軍代表、このガゼルマンが、再び悪行超人を根絶やしにしてやるぜ!」
ガゼルマンは歓声に包まれながら、グレート・ザ・屍豪鬼にドヤ顔まじりの決め顔を向ける。
「シゴシゴシゴッ! よくぞぬかした、新世代超人の鼻たれめが!」
グレート・ザ・屍豪鬼は、再び右腕を振り上げた。
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