馬鹿、飛来する

2/3
前へ
/17ページ
次へ
秋晴れの空、今日も妖怪の山では美しい紅葉が見てとれます。 以前お話を聞いた神の力であると考えると素直に関心せざるを得ません。 彼女達自身その力に随分自信を持っていたようですが、なるほど実物を見ればそれも頷けます。 人里では作物の収穫を祝う豊穣の祭りもやっていたみたいですし、まさに秋は彼女達の独壇場ですね。 私自身も秋という季節は嫌いではありません。 とはいっても他の季節が嫌いというわけでもないのですが。 ただ少しだけ他の季節よりも私にはあっている気がします。 出会い多き春よりも別れ多き秋の方が…私には…、 「ぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!」
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加