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「ところで、あなたは一体どのような経緯で空から落ちてきたのですか?」
未だ両手両膝を地につけ絶望に更ける彼に当然の疑問を投げ掛けます。
まあ普通空から人間が降ってくるなどあり得ませんし、恐らくはあの賢者の気まぐれでしょうけど…。
「それがよく分からねえんだ、気がついたら細い道に迷い込んで、どこからか声がしたと思ったらいつの間にか遥か上空って訳だ」
あの賢者の考えることはいまいちわかりませんね。
気にもなりませんけど。
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