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ケルトは立ち上がった。バットを突き上げるように振り上げた。村人の股にめり込んだバット。再びバットを突き上げると村人は真っ二つに裂けた。 ケルトはわかってしまった。 絵本には「転覆した後、反撃が全く効かなくなった」とあった。 武器を降り下ろして反撃したのに転覆後、効かなくなった?じゃあ…と。 そこにいる村人を倒した後、隣の部屋に移動すると友達のウォンがいた。ウォンに事情を話し、絵本の話をしようとした所、部屋に無数の村人が。 ウォンは恐怖で逃げてしまった。ケルトはマズイと思った。 村人が邪魔をする。村人を殺しつつ、ウォンを探す。 廊下に出た。奥の行き止まりの所に恐怖で脅えきったウォンがいた。村人がすぐ目の前にいた。 近くにあったホウキをウォンにブン投げ、ケルトは叫ぶ。 「ウォン、やつらは上から攻撃しても効かない!下から上に反撃するんだ!!戦うんだ!」 ウォンはホウキを手にして立ち上がり、ケルトの言う通りに反撃した。ケルトも後ろから応戦。 ウォンを助け、無数の村人を倒してく。 しかしさすがに応える。二人とも体力が限界に近い。まだ湧き出る無数の村人を倒してく。 体力が限界に達した頃、村人は出てこなくなっていた。ケルトは疲れきったウォンをその場に置き、一番最初に入ってきたドアを開ける。
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