19896人が本棚に入れています
本棚に追加
/1072ページ
「星月夜、容赦は要らん、【七本】発動する。」
【はいっ!七つ裂きにしてやりましょう!!】
恐らく、というか絶対に一本でも充分すぎるくらいだが……奴には一度補正すら効かない極大の一撃を受けてもらおうか。
それに奴は生かしておいた方が餌として使える。
補正とはすなわち厄介ごとを引き込む補正でもあるんだからな。
「いざって時は釣れた魚ごと捌けばいい話だしなぁ。」
「なんの話をして」
七支陣【七剣天克】発動。
「一陽、二極、三倫、四神、五星、六道……七剣!」
発動と同時に俺の周囲に蒼いオーラを固めて出来た剣が六本出現する。
「そ、その剣は……」
「てめーのおもちゃより数倍頼れる俺の剣だ。」
六本の剣は大元の一本の周りをくるくると回る、そのまま俺は六本の内の一本でひじきの剣を弾き飛ばし、
「1%突!」
名は体を表すとはまさにその通り、1%の威力の突き(とは言っても七本分)をひじきにぶつける。
「けぺぇ…!?」
【汚いのは嫌いです】
実はほしなきちゃん結構潔癖症なので、ひじきエキスをオーラで消し飛ばし、さらにその発生源であるひじきを吹き飛ばした。
「さらにぃ……極攻【摩倶魔(まぐま)】!」
気分は赤犬、マグマの拳が俺の腕から発射され、ひじきを焼きひじきにしながら防死結界をぶち抜いて聖教国陣営にぶち込まれた。
みなさん安心してください、ちゃんと不遇メイドちゃんは避けてます。
そして言わねばなるまい。
「ゴォーーーーーール!!!!」
蟹!油!醤油ーーー!!歯ブラシゴーーシ!ゴーーシ!ゴォォォーーーーッシ!!!
分かる人いる?
最初のコメントを投稿しよう!