わかった、じゃあまずは俺がお前を殴るから

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「はぁっ!」 おお、なんかヘョンヘョン音を立てながら気円斬みたいなのが飛んできた。 「……よっと。」 少し体をズラして避ける。 「そんな!僕のゴッドフラッシュスーパースラッシュファイターフリスビーアタックセカンドバージョンを避けるなんて!」 「はいい?」 人間に理解出来る言語で頼む。 「一つで当たらないならもっと多くだ!!」 ヘョンヘョンヘョンヘョンヘョンヘョンヘョンヘョン ゴッドひじきフリスビーが更に数を増し、その数なんと!四つ!! 「ショボイ!!」 全部蹴り返す!! 「まさか弾き返すとは……!」 おう、軽く蹴っただけなのにまさかかき消せるとは思わなかった。 「えぇ、と……」 もしかして、こいつ魔力あるだけのモヤシ?じゃなくてひじきか。 「行くぞぉ!!」 今度は星月夜を使うことなく、わずかに身体強化する。 カキィン!!キィン!キィン! 「か、硬い!」 おいおい嘘だろ……弱すぎんだろ、どんだけ補正に助けられてんだよ。 「パンチ。」 強化なしのパンチ。 あってなく吹っ飛ぶひじき。 「なんかもう……」 こう、もうちょっとモチベーションが上がるようなネタはないのか……何かないか何かないかなー ぬぉ。 「さて問題、あの聖教国陣営の他のメンバーにこき使われているあの子は?」 メイド服を着てはいるが、茶を出せば邪魔と叩かれ、出さなければ出せと叩かれてるな。 「え?あの子は奴隷の子でしょ?黒よりの髪だから家畜じゃなくて奴隷で留まれてるんだから彼女幸せだよ!」 よっし モチベーション補充完了!! 「これより処刑を開始する!!」
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