第一章

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ここはどこ? なんで真っ暗なの?怖いよぉ… 真っ暗の闇の中に一人の少女…古宮月乃が立っていた。 月姫… ツキヒメ…?誰?私は月乃だよ!?何処にいるの!? 「月姫…」 そこには黒髪の男が立っていた。 あぁ…なんて温かいんだろう? 『貴方は誰?』 「月姫…」 優しく微笑み近付く。 『違うの…私は月姫じゃなくて…月乃なの! お願い。ここはどこなの?教えて…』 しかし男には聞こえていないのか何度も月姫と呼びながら微笑む。
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