45人が本棚に入れています
本棚に追加
ぷろろーぐ
僕は身構えた
一年生、最後の実技
紅先輩と挑む最初で最後の課題…
試験会場の炎の洞窟はメラメラと火の粉を散らしている
紅
「用意はいい、陸斗?」
汗だくの先輩が言った
陸斗
「はい、先輩」
僕も汗だくだった
紅
「もう、二人きりの時は呼び捨てで、いいって言ってるの」
陸斗
「あ、はい紅さん」
紅
「敬語もいらない」
陸斗
「ああ、美鈴(照)」
紅
「君に出会えて本当に良かった」
視線をみやると
一年生の最後の課題
ドラゴンが咆哮をした
紅
「さあ、行くよ、陸斗!!」
陸斗
「ああ、美鈴、僕達の力を見せてやろう」
ふふふ、僕は笑った
まさかこんな事になるなんてな…
最初のコメントを投稿しよう!