ぷろろーぐ

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ぷろろーぐ

僕は身構えた 一年生、最後の実技 紅先輩と挑む最初で最後の課題… 試験会場の炎の洞窟はメラメラと火の粉を散らしている 紅 「用意はいい、陸斗?」 汗だくの先輩が言った 陸斗 「はい、先輩」 僕も汗だくだった 紅 「もう、二人きりの時は呼び捨てで、いいって言ってるの」 陸斗 「あ、はい紅さん」 紅 「敬語もいらない」 陸斗 「ああ、美鈴(照)」 紅 「君に出会えて本当に良かった」 視線をみやると 一年生の最後の課題 ドラゴンが咆哮をした 紅 「さあ、行くよ、陸斗!!」 陸斗 「ああ、美鈴、僕達の力を見せてやろう」 ふふふ、僕は笑った まさかこんな事になるなんてな…
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