ぷろろーぐ

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一年前―… 体育館裏―… 僕の名前は山田陸斗(やまだ・りくと) 突然だけど、ピンチです 鹿島 「おい、こら、えろうふてぇ、財布もってんじゃん」 馬場 「ちょっと僕~ビビらないでよね?ちょっと私達の懐を暖めて欲しいの、きゃは~♪」 状況を解説しよう、入学式に遅れて来た僕は体育館裏で不良(上級生と思われる)にからまれてしまった 財布の中身は全寮生のこの幻想学園の凡そ、1ヶ月ぶんの生活費だ おい、それと渡せる訳もなく不良(鹿島)が軽いジャブを放った ゲホゥ、僕は鋭い痛みを感じた 鹿島先輩はにやにやしながら 鹿島 「どうだ、俺様の【ポイズン・パンチ】は?」 馬場 「出たわ、鹿島クンの必殺技、幾人の新入生をケチョンケチョンにした黄金の右腕!!」 馬場先輩はきゃっきゃして言った、カマッテルなぁ。 鹿島先輩に頭を掴まれ、タコ殴りにされ、僕の意識が飛びそうになったその時だった ? 「また下級生いじめか?鹿島君に馬場君?」 鹿島 「やべぇ、生徒会の執行部の紅だ!!」 紅と呼ばれた女子生徒は背中から長刀をとりだし(本物の日本刀)を構えた 【飛燕烈風斬り!!】 それが僕と紅先輩の最初の出会いだった
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