ヒナ様の日常。

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「や、やっぱり....帰らなきゃ、ダメ、ですか?」 「駄目というか......あの、えっと....あんたドジにも程があんのよ....!だいたい...朝鏡でチェックとかしないの!?」 香梨乃は言葉をつまらせた。 「鏡.....好きじゃないです...」 どういうこと!?とでもいわんばかりに目を見開き、次の言葉をヒナは待つ。 「あの.....わたし....」 少女のか細い声は回りのノイズに掻き消される。 「自分の....見た目が....嫌いで....っ....鏡みれなくて....っ」 うん、うん、と相づちをうちながら聞くしかないヒナ。 香梨乃は胸に両手を重ねながら言った。 「でも、あなたに出会った。」 「!?」 「....あはは...ちょっと、恥ずかしいです...恥ずかしいですけど、ヒナ様は、わたしの憧れなのです。」 「あこ....がれ?」 「はい...っ。」 そう言うと、彼女は以前も見せた、天使の様な微笑みでヒナを包んだ。 「あたしが、憧れなんて....でも、それと今日のこれは関係ないじゃない」 そういうと彼女は何を思ったのか目を伏せてしまった。 沈黙の末、口を開いたのは香梨乃のほうだった。 「ひとりで....してるから...です」 戸惑ったヒナは、頭上に”?”を浮かべていた。 「ヒナ様のようなお胸になりたくって....ヒナ様のようなおとなのじょせいになりなくって....さいとで調べたりして.....そこにのっていた.......ぉ......ぉ●にーという行為を....」 かあぁぁっと赤くなるヒナをよそに、 「あれは最高なのです。ぺっちゃんこだった香梨乃のお胸さんも、おっきくなったのです。」 と柄にも合わないトークを炸裂している。 「あんた...もう、よしなさいな.....」 ヒナは限界であった。清楚で可憐イメージ(勝手な)が崩壊寸前、いや、崩壊したからである。 「ヒナ様ぁ?かりの、ヒナ様の.....ひとりえ●ち、見てみたいです....」 「.....」 「甘いニオイが漂って、かりの、悶えちゃいそうなのです」 「ひとりえっちとか……あたし、したこと無いんだけど………」 「……かりのが手伝ってあげます…だから、その……ヒナ様の……お胸をもみもみしたいのです」 恥じらいながらも香梨乃は続けた。 「ヒナ様の爆乳の秘密を知りたいのです」
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