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「のっちのバカ!!」
ゆかちゃんは私の部屋から出ていった。
私はすぐにゆかちゃんを追って
ゆかちゃんの腕を掴む。
「待ってよゆかちゃん、
ちがうの!!」
「なにがちがうの?
私は見たの!!」
ゆかちゃんは私の腕を振り払った。
「誤解だよ!」
「じゃあなに?
あれは誰なの?
あんなに笑顔なのっち、
初めて見たよ、それに・・・、」
ゆかちゃんは言葉を詰まらせた。
「ゆかちゃん、全部ちがうよ!
あれはスタッフさんで、
ゆかちゃんに渡すプレゼントの
相談をしてたの!」
「え?」
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