一章 女の子

8/12
前へ
/12ページ
次へ
学校につくと生徒が正門前でごった返していた。 どうら門が開いていないらしい 門の向こうには体育教師が立っていて、生徒に対しなにか説明をしている。 「今現在、教職員は職員室にて緊急会議を行っています。生徒の皆さんはもうしばらくここで待っていてください」 まだ決まってないのか…休みにするかしないかの2卓だろうに。 「はぁ… もうめんどくさいから帰ろうかな…」 明日、なぜ来なかったんだと先生に問いただされてもアリスのせいに出来るからな おし、言い訳は完璧だ。これなら先生も聞き入れてくれるだりろう 「うん、帰ろう。」 学校に背を向け、もと来た道を引き換えそうとすると、後ろから声をかけられた 「あれ~?はる帰っちゃうの?」 「ん? あぁ。なんだ美海か」 声をかけてきたのは幼馴染みの美海だった。 家は近くないが、親同士が親友でなかがよく、美海とは昔からよく遊んでいた なんだかんだ言って、幼稚園からずっと同じ場所に通っているんだからすごいと思う。 むしろ少し怖い…。 なにか陰謀が働いているとしか思えない まあ別に良いのだけれど
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加