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和花「そういえばお前たちは同じクラスなのだろ?」
千春「……。」コクッ
陽介「そうですよ。」
和花「教室では話したりするのか?」
陽介「いえ、滅多に話しませんね。お互いに友人とかいますし、共通の友人がいるわけでも無いですから。」
和花「なっ!?勿体ないぞお前たち!せっかくの同じ部活で同じクラスなのだから、もっと友好関係を深めなくてはっ!」
陽介「て言われましても……。」
和花「千春は陽介ともっと仲良くなりないだろ?」
千春「……なりたい。」
陽介「桜川……乗らなくていいのに……。ハァ……、仲良くなるとしたらどうすればいいんですか?」
和花「勿論、話すしかないだろ!友情とは会話から生まれるものだ!というわけで、私はお暇させていただこう!2人でごゆっくりー!」
陽介「えっ、あっ、ちょっ!……本当に帰っちゃったよ。……俺たちも帰るか。」
千春「……。」コクッ
陽介「部室の鍵は俺が閉めとくから、桜川は先に帰ってていいよ。」
千春「……ねぇ伊原くん。」
陽介「ん?なに?」
千春「……明日からは教室でも話そうね。」
陽介「お、おう…!」
千春「……バイバイ」
陽介「ま、また明日!」
陽介(何に驚いたって、あの桜川があんなに話した事に驚いたわ……。)
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