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しばらくすると、少年の家に着いた。
そうだな。死んだフリでもするのが一番か。
俺が死んだフリをしていると少年が呟いた。
「なぁんだ。もう死んじゃった。面白くないなぁ」
そしてゴミ箱に捨てようとした…。
よしっ!今だ!
俺は少年の方を見た。
「あれ?今、目が合っ…」
少年の声が最後まで聞こえることはなかった。
「じゃーな。俺」
少年はゴミ箱に捨てられた金魚を見てそう言うと部屋を後にした…。
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