出会い

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担任のその言葉を聞いた瞬間クラスの女子たちが、レンとトシヤのもとに殺到した。 「レンくんメアド教えて?」 「誕生日いつ?」 「私の弟にならない?」 「今日空いてる?」 色々な質問が頭上を飛び交い、レンは全くさばき切れずパンク寸前だった。 一方、トシヤにも似たような質問の嵐が来ている訳だが、、、 全てを簡潔に返していた。 ━━・・・トシヤ凄すぎ。 「まだまだ顔覚えきれないから、よかったら顔写真とってメールに名前もいれて送ってくれないかな? 早くみんなと仲良くなりたいし、そうしてくれるととっても助かるんだけど?」 「「「「はーい」」」」 一気にパシャッという携帯の音が教室中に響き出した。
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