いざ異世界へ

38/38
前へ
/118ページ
次へ
そうして、手続きを終えた青空と涼はギルドから出て行った。 若い2人が出ていった後、受付のお姉さんが声を張る。 「あの純粋な少年の恋を応援したい人はいる?」 その声にギルド員みんなが肯定を示す。 「若い頃を思い出すな」 「純粋っていいよな」 「あの少年の恋が叶わないのは、不敏すぎる」 「あんなに一途な子久しぶりに見たよ」 みんなの声を聞き、受付のお姉さんは頷く。 「では、今日ここに、青空の恋を応援する会を結成しますね」 その声を聞きギルドはとても盛り上がったのだった。
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

403人が本棚に入れています
本棚に追加