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「お金持ってなくて…」
「わしの店では買い取りもしておるから、お金になりそうなものがあれば出して見るがええ。
何かあるかい?」
お金になりそうな物か。なにかあったような気もするな。
私は空間の中を物色しながら探す。
あっ妖精の羽と精霊石があった。
「これでどうですか?」
おばあちゃんに見せると少し驚いた顔をする。
「ちょっと鑑定するから待ってておくれ」
そう言うとおばあちゃんは呪文を唱えた。
唱えた数秒後、妖精の羽と精霊石からわずかな光がもれる。
「驚いたねぇ。どうやら本物のようだ。どこで手に入れたんだい?」
道に落ちてたって言うべきか?
いや…やめとこう。
普通だったら落ちてなさそうな気がする。
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