散策って大事だよね☆

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「偶然見つけたんです」 苦笑いを浮かべる私に対し、にやりと笑うおばあちゃん。 「まぁそういうことにしておくかい。それはともかくとして、交渉してほしいんだけどええかい」 「どんな交渉ですか」 「それはだねぇ。この本一冊じゃ全然妖精の羽と精霊石に見合わないんだよ。 かといってまとまったお金もうちの店にはなくてね。 だからうちの店にあるもので欲しい物全部持って行ってくれるかえ? 足りないとは思うがねぇ」 そんなに高かったのかな… でも欲しい物全部貰ったらさすがに悪いよね。 「ちなみにいくらなんですか?」 「金貨50枚だよ。ここにあるもの全て足しても足りないとは思うが、どうだい」
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