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~RENMAside~
パーティ当日。私は要、波也、響夜、高良さんの5人で高良さんの別荘に来ていた。
「「で、でか・・・」」
私と要は別荘を見上げ、目を開きながら呟いた
「遠慮なさらないで、ゆっくり寛いでくださいね」
黒のショートのドレスを身に纏い、様々な人に優雅にお辞儀をする高良さんについていく私達四人
「さすが高良財閥・・・」
深緑のロングドレスに金色のベルトを腰に巻いた要
いつもとはちょっと違う大人な雰囲気だ。
「こんなとこ・・・俺、場違いだわ・・・」
黒に近い紺色のタキシードを着こなすのは波也
こちらもいつもとは違う落ち着いた雰囲気だ。
「僕の別荘よりは狭いよ?」
真っ黒のタキシードをビシッと着ている響夜
これまたいつもとは違う、何て言うか・・・シャキッとしている。
「響夜んとこと比べたら誰だって敗ける」
少し濃い赤色のドレスを身に纏うのは私
・・・いつも通り・・・
「ヒビキプロダクションの社長が・・・」
「僕もなりたくてなったんじゃないよ。」
波也の言葉にムッとする響夜。
波也はそんな響夜を見て哀しそうな顔をしたあと
「分かってる。ついカッとなったんだよ・・・ごめん。」
「・・・・・・・・・この話は終わり。要、ケーキ食べにいこ?」
「へ?あぁ・・・そうだね」
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