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子供っていうのは、少なからずヒーローに憧れるものだ。
カッコイイし、何より誰かを助けたかった。誰かに認められたかった。
それで、そんな夢を持ち続けた結果、俺はここに来た。
化け物退治専門の機関、いかにもヒーローらしいじゃないか。
だけど、現実は違った。
ひとえにヒーローと言えど、その道は険しく、厳しかった。
いや、そんな語れる程、俺はまだヒーローになってないしなれないか。
これは、そんな俺。[ダン・ハイド]が、監理局で得た経験とその記録である。
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