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「じゃあ、俺はどうすればいいのかな？」
「ついてきて。」
そう言うと黒田は俺の腕を引っ張って教室から出てく。
教室を出るときクラスのやつらのほとんどがニヤニヤしながら見送っていたのがわかる。
黒田はそんなのを気にせずにずかずかと歩いていく。
「本城くん、屋上ってどう行くの？」
足を止めずにこっちも見ないで前を見たまま尋ねてきた。
「あぁ、そこの階段ずっと登ってけば屋上に行けるよ。」
俺がそう言うと黒田は俺の腕を引っ張ったまま階段を登っていく。
屋上で何をするつもりだろう。
黒田は何も喋らない。
「ねぇ、屋上で何すんの？」
「いいからついてきて。行けば分かるから。」
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