俺は名は永瀬智輝!モテモテになるのが夢だ!!

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「僕はアホなのかもしれない」 僕はこうして自分の愚かさを自覚した。 バカとはやれば出来るのにやらない人をさす言葉だ。それと何とかバカみたいにそれのみの事を考えて止まない人の事もさす。 バカとは実はそれほど悪い意味で使われる言葉ではないのかもしれない。 それにアホはどうであろうか。僕はアホとは持って生まれた呪いみたいなものと思っている。もう仕方がないのだ。直そうとして直るものでもないし、直る時には直る。まさに気まぐれ直ると自然治癒みたいものだろうか。 絶対違うだろ!! 僕はこの学校に入ってから渚先生に怒られた回数は、いーふーみー…ダメだ。指の数では足りない!!それぼとそれほど怒られているのだ。 学校の先生に怒られる事はまず少ないのが普通だ。同じ先生に何度も怒られるなんて部活動でしかありえない。僕も部活動の先生に何度も怒られた経験はある。しかし普通の学校生活、科目の先生に何度も怒られる事は異常だろう。それか不良。 僕は前者の方で異常なのだ。わざわざ先生達につっかかろうなんて思わないし、逆に僕は先生を尊敬視している。そんな僕がこれほど同じ先生に何度も怒られる。しかも渚先生にだ。渚先生はもうこわすぎる。普通の生徒なら怒られないようにするのが行動するのが普通だし、まして一度怒られたらもう先生の顔を直視できなくなるという噂まである。現に僕が知ってる中では五人被害者がいる。ナームー。しかしこんなこわすぎる先生の噂も悪い事ばかりではない。一度不良生徒が渚先生につっかかり、渚先生をキレさせた。その結果、その不良生徒は優等生になり、そこそこの進学校に進学した。一度渚先生に怒られたら人が変わる。良い方にも悪い方にも。渚先生はもう都市伝説みたいな人なのだ。そんな先生に何度も何度も怒られている僕はどうなのだろう。もうこれは異常としか言いようがない。そう呪いだ。呪いとして解釈するしかない。こうして考えることをやめなければ頭がパンクしてしまう。逃げる事も大切なのだよ。 こうして僕は生きているのでした。 …なんて雑な終わりかたなのだ!
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