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「はっはははははは!!それは超ウケるわマジで!!」
クラス三年B組もとい三年二組についた僕は謎の親友もとい友達と呼べるすら迷う中村恵次に盛大に尚且つ超ムカつくわマジで!!!で笑われていた。
きっとおっぱいの話をしたのだろうと思われているが断じて違うからな!!僕は健全だから!!エロい子じゃないなら!!
「それでムッツリよぉ」
「む、ムッツリ!?」
心を読まれただと!?
「それでぇ、クラス分けの紙に名前が書かれてなかった時の感想ぐらい教えてくれよぉプッぅ!はぁははは!!やべぇマジでウケるわぁ」
「うっさい黙れよ!そうだなっ、んー鳩がぁ…豆くってポーみたいな感じ、かなぁ」
「…いやどんな感じだよ」
まさに笑止だった。
そんなわけで、いきなり伏線すらない状態でここまで来てしまったので何が起きたか分からないと思う。
まず言わせてほしい。これは皆を信用しているからこそ話すのだ。だから…絶対に誰にも言わないでほしい。僕は皆が…大好きだから。だから…自分勝手な僕だけど、皆も僕の事を好きになってくれたら嬉しい。だから…今から話すことは僕からの愛のメッセージだと受け取ってほしい。だから…もし僕のメッセージが皆の胸に響いたら、響いたらでいいから!そしたら…黙っていて下さい。お願いします!!
そんなDAKARAを勢いよく飲み干す少年みたいな告白をしてみた!!どうだった!?かっこよかった!?
…いや本当。マジで。まさかこんなボケを容れなくちゃ話せないことがあるとはこの歳で知るとは思わなかった。
それでは話そう。僕がこんなバカみたいな前フリを容れなくてはならなかった訳を!
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