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学校終わりの夕方。
日はまだ高くて、
その日は何となく遠回りして家に帰りたかった。
Y字の道を
左側とは反対方向に進む。
いつものイヤホンを耳に入れて、リズムをとる。
「♪♪~~♪」
口ずさんでるのは、
クラシックだったりしたけど…やっぱりこれがいい。
「あ」
公園を眺めてた私の目に
入り口で泣いている男の子が映った。
うぅ…子供苦手…
通り過ぎちゃおうかな…
「うわぁ~!うぇっ…わぁ~んっ!」
怪我してるっぽい?
膝が赤くなってる…
横にサッカーボールがあるのを見ると、遊んでたのかな…?
我に返ってはっとする。
って、めちゃくちゃ気にしてるっ!
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