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「うん、俺の名前…知ってるからいいか。よろしくな月島!」
俺は、マクドナル○でよく女性店員がする、超営業スマイルをした。
あ、余談だけど、そのハンバーガーショップで「スマイルください!」と言ってみたら、店員が「はぁ!?なにこいつ言ってんの?あたし、午前からバイトしてたから、超怠いんですけど!!」
みたいな顔をしていた。
その後の彼女の笑顔は、120点ではなく30点だったことは内緒ということで…
「はぅぅ!!」
俺がそんなどうでもいいことを皆さんに紹介していたら、月島が急に変な声を出してきた。
え?なにその可愛い反応?
どっかのアニメみたいな反応だなおい。
月島は、先程より顔が真っ赤になって、床にゆっくりと膝を着いた。
「さっきから、大丈夫か?」
不自然な月島に俺は声をかける。
その言葉に「はっ!」と我に返ったようで、すぐに立ち上がった。
「あ、いえ!なんでもありませんよ!さ、行きましょう久遠様!」
月島は、本当に何もなかったかのように素早く立ち上がり言った。
俺は、月島に「そうだな」とだけ言って、月島について行った…
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