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勝手に決めて勝手に解決してしまった…
さてさて…
今度こそ暇になってしまったぞ。
すると、ちょうどドアがガチャっという音と共に開いた。
「お待たせしました。久遠純吾様…」
「はぁ!?…様?」
そこに現れたのは、指定された制服ではなく、明らかにメイド服。
そして、メイドといえば頭につけているカチューシャ的なものも、当然のようにつけていた。
あれ?
確か姉貴のやつクラス委員がくるとか言ってたよな?
「も、もしかして…お前がクラス委員なわけ?」
「……………」
シカト!?まさかのシカト!?
つーか、顔が赤いけど大丈夫なのか?
「あ、すっ、すいません!久遠様っ!…はい、私がクラス委員の月島利乃(ツキシマリノ)と申します!」
数秒遅れて返事が返ってきた。
よかった。シカトしたわけではないようだ。
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