1人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
「行ってきまーす」
俺はそう言って家を出る
今日の天気は快晴
夏の暑さが肌に刺さるようだ……
「おはよ~麗君!!」
「…あぁ、おはよう」
「キャーやっぱ格好いい!!」
「(……はぁ……)」
今日もまたいつもの日常が始まる……
そう思うと自然とため息が出た
俺は間宮 麗(マミヤ レイ)
……こうみえて生物学上では女である
何故「俺」というのかは……それが一番しっくり来ると気付いてしまったからだ……
まぁ……それはいいとして、話を戻すか
俺の高校では、ちゃんと制服着用する…ってかしてる…のだが……
何故か女にモテるらしい……つか俺女なんですけど……
「(まぁ、理由は自覚しているけど……な…)」
とか考えていたら靴棚にまた……
「(全く……女の俺より格好いい奴なんて、絶対いるだろうに……)」
そう思いながら、断り(正しくは誤解解き)に行くため、可愛らしいピンクの封筒を開ける
「(……なになに……うわぁ…よく恥ずかしくないものだなぁ……)」
俺はその可愛らしい封筒とは似つかない文面に多少頬を赤く染めてしまった
・
最初のコメントを投稿しよう!