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「そうだな」
「突っ込めよ!スベったみたいだろ!」
「何で、やねん」
柊さんが突っ込んだ!?そんな満足そうな顔されても困ります。そのツッコミ自体がボケになっちゃってるから!榊もなんで嬉しそうなんだよ!ダメだ、もうすでに捌ききれない……
「ただいまー!なんとッ、私はメカニックなのです!」
右手にプラスドライバーを、左手にマイナスドライバーを持って帰ってきた織実は白衣を纏っていた。これはメカニックと言うよりは…
「マッドサイエンティスト、かよ」
柊さんに先を越された!?ダメだ、今日は厄日だ。何もできる気がしない。水でも飲んで落ち着こう。
歩くたびにポケットの中を右へ左へ動く五百円玉は僕の動揺を表してあるようだった。
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