早奈英の家へ

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ま「う゛ーんう゛ーん。はっ…」 父「気がついたか、まつば。」 ま「おやじ…。あれっ?早奈英は?それと、紫式部…」 がらら そのとき、寝室の扉が開きました。 早「まつば。」 ま「んっ!?」 早「大丈夫?」 ま「早奈英っ。紫式部…は?」 早「私の家。」 ―その頃・紫式部は― 紫「ここが…早奈英さまのお部屋?すご~い。」 早「さま、なんて使わなくていいって。」 紫「はいっ…。あっ、うんっ。」 ま「話があるんだ。お前は江戸時代に生まれた。」 がくっ 早「平安時代よね。」 紫「……はい、あっ、うん。」 ま「そして、清少納言の家庭教師(?)だった。」 早「は?」 しーーん ぐしっ 早奈英がまつばの口を押さえました。 ま「も…?」 早「ばかっ。清少納言のこと言っちゃあ…」
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