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苦痛その①
【検血】
どこの病院もそうでしょうが、毎日毎日決まった時間に採血を行います。
これは薬の効き、体に異常がないかを調べる為です。
物心ついてから母から聞いたことですが、毎日同じ腕に注射をしていると血管が傷だらけになって上手く針が刺さらなくなるそうなんです。
なので、日によって注射される腕が違いました。
最初は怖かったので暴れましたが、その内になれてしまいました。
苦痛じゃないといえば苦痛じゃないですね。
(でも小学校へ上がるまでの三年間ずっと行っていたにで今でも腕にはうっすらと注射の跡が残っています。)
その②
【ご飯が美味しくない】
これはしょうがないと思うんですが、その時の素直な感想です。
初めて鰻(うなぎ)を食べたのが病院内だったんですけど、病院の鰻は骨が柔らかくなくて喉に引っ掛かるんです。
それから鰻が嫌いになりました……。
その③
【点滴→針をテープで固定→かぶれる】
肌が弱い方って、絆創膏でかぶれたりするじゃないですか。
それです。
投与される薬は飲み薬だけでなく点滴もありました。
短時間の点滴の場合は腕にブスッとされるのですが、長時間の点滴は手の甲や手首にブスッです。
その方が針が動かないので抜けにくいのです。
針を刺したあと、テープで手をぐるぐる巻きにするのですが長時間だとさすがに蒸れます。
私は肌が弱いので手がかぶれてグジュグジュになりました。
ここからがリウマチ特有の苦痛です。
その④
【節々の痛み】
人によって症状は異なるのですが、手が握れない・腕が曲げられない・起き上がれないなどが主です。
私が困ったことは夜中にトイレに行けないことでした。
身体中、特に手足の関節が針にグサグサ刺されているかのような激痛が襲って一人では歩くこともベッドから降りることも出来ません。
そんなときはナースコールで看護師さんを呼んでおぶってもらってトイレに行きました。
その⑤
【ご飯を食べてはいけない】
これから飲む薬、前に飲んだ薬によってはご飯を食べてはいけない時間があります。
私は何も知らなかったので苦痛とは感じませんでしたが、大人の方にとってはとても、かなりの苦痛だと思います。
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