プロローグ ~いつの世も…~

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いつの世も戦争が続いている。 いつの世も戦争によって残されるのは荒れ果てた大地だけだ。 そして刻まれた傷は時の流れとともに忘れさられ消えて行く。 その傷を目撃し、記憶しているのは広大に広がる大地と世界かもしれない。 その大地と世界すらいつか消え去る運命にある。 だからこそ人間だけで無くとも他の生き物の間にも争いは絶えないのだろう。 争い自体がこの世に生きる物の本質なのだから……
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