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「雫は俺の言いなりか。もし何か他に、こうしたいだとか要求あったら言えよ。おまえはおまえで、ちゃんとした独りの女の子なんだからな、分かったか?」
「うん、分かった。で、私どうしたらいい?」
はぁ?
俺は振り返って雫を見る。
ったく、俺がどうしたいかって聞いてんのに。
「そうだな。とりあえずは俺の腰をもっと激しく殴って、疲れたこの身体を癒してくれ…」
「うん♪」
俺の言う通りか、はいはい。
おまえは本当にボケてるし毎日リセットされるから、素直な女だよ。
他所でそんなの見せるなよ。
おまえのそういう所は、俺だけの前にしとけ…。
「好人っ♪、好人っ♪…トン♪トン♪トン♪…」
俺はその雫の声で、ウトウトとキモチ良くなって眠ってしまった。
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