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あ「……あの…。」
金髪と言い合っていると敦子が遠慮がちに口を開いた。
ダ「なんすか!?」
あ「その…あつ姐って呼び方やめてもらえますか?」
ダ「何でですか!?あつ姐に憧れまして!!自分の上に立つお方はあつ姐しかおらんと思て!!」
あ「意味わかんないし…。」
『敦子ほっといてもいいんじゃねぇ?』
ため息をつく敦子に同情して肩を叩く。
すると、だるまは机をはじき飛ばしてその場に土下座をする。
『うわっ…土下座とか…。』
あ「やめてください!!そういうの…。」
ダ「ホンマですか!?そしたら…今日から自分はあつ姐の舎弟ということで」
なんでそうなるんだ?
ヲ「だるまはうぜぇってことだよ。」
『へー、だるまっつうんだ?よく転がったわけだ。』
ダ「軽々しく呼ぶな!!」
『うっさい…じゃあウチは見回り行ってくる。』
ヲ「おー、頑張れよ~。」
みんなに手を振って教室を後にした。
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