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大「キョーケン…なんでお前が…?」
『たまたまだ…、ウチはもう行くけど…調子には乗るなよ?』
睨みを利かせてからウチはその場を後にして病院へと向かう。
『さて…どうなるかな?』
『優子さん。』
優「お前またズルしたな!!」
お「んもぅ、このコ怖いっ!!」
またロビーでおっさんたちと花札やトランプをしながら遊んでいる優子さんに苦笑い…。
本当に病人なのかと疑いたくなるくらい。
『優子さん。』
優「あっ?ってキョーケンじゃねぇか!!久しぶりだなぁこのやろー!!」
やっと振り向いてくれた優子さんは八重歯を覗かせて笑ってくれた。
『相変わらずですね…、これお土産です。』
優「おー!!たい焼きじゃねぇか♪」
たい焼きを渡せば目を輝かせて頬張りはじめる。
優「最近学校はどうだ?」
優子さんの隣に座って花札に手をつけようとすれば学校のことを聞いてきた。
『……転校生が来ました。』
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