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優「へぇ~強いのか!?」
『……1人は下っ端ヤンキーです…、でも…もう1人は転校初日にホルモンたちを倒しました。』
優「………そっか。」
一瞬だけ難しそうな顔をしたがすぐにいつもの笑顔に戻りたい焼きにかじり付いていた。
優「………キョーケン。」
『………はい。』
いつもより低い声でウチの名前を呼ぶ優子さんの目は真っ直ぐにウチを見ていた。
優「サドと一緒にラッパッパを頼んだぞ?」
『………はい、じゃあ自分はもう戻ります。』
優「あんだよ~、花札やろうぜー。」
『優子さん…、五光より上を出せますか?』
ウチの言葉に優子さんはテーブルの上の花札を見て目を丸くしていた。
そんな優子さんを見て微笑んでから病院を出る。
『…………マジすか。』
病院の帰り道に発見したのは傷だらけで横たわってる歌舞伎シスターズだった。
間違いなく敦子にやられたのだろう。
『……もし敦子がラッパッパにたてつくことがあったら…』
その時は容赦なく噛みつくよ?
続く
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