漢のなかの漢

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『…ったく…、本当に調子狂う…。』 ネズミの行動にいちいち気にしてる自分にイラつきながら廊下にある椅子とかなどを蹴り飛ばす。 『あー…腹立つ!!』 ヲ「あっ!!キョーケン!!」 『あんだよ!?』 ヲ「そ…そんな怖い顔すんなよぉ…。」 あぁ…無意識に睨んでしまったか…。 『悪い…、で…なんだ?』 ヲ「おっそうだ!!面白いことが起きそうなんだ!!ちょっと来い!!」 首に架かってる鎖を引っ張られて無理矢理連れられる。 これじゃあ本当に犬だな…。 『………告白?』 ヲ「そっ!!学ラン…前田に告白するんだよ!!」 『ふーん…。』 告白…ね。 こんなムードのない屋上で告白とはなぁ…。 『……ってか、この状況をだるまが見たら…。』 だ「あつ姐ぇ!!」 噂をすれば…だるまはウチたちのことなどには目もくれず敦子たちに近寄ろうとすると…… 学「俺………だるまが好きなんだ!!」 あ「え…。」 だ「えっ!?」
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