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セ「あっわかった!!サンキュー!!」
また慌ただしく走っていくセンターを見送っているとグイグイと裾を引っ張ってくるゲキカラさんに目線を戻す。
ゲ「なんでネズミの場所わかったの?」
『あー…まぁ勘ですかね。』
ゲ「むー…。」
頬を膨らましていじけるゲキカラさんに笑いが堪えきれなくなりぶはっと吹き出してしまった。
ゲ「なんで笑うの~!!」
『だっ、て…ネズミにまで嫉妬するゲキカラさんが可愛くて。』
ゲ「バカ~!!」
可愛い に反応したのか頬を赤くして肩を叩いてくるゲキカラさんにキスを落とす。
ゲ「ふぇっ!!?」
『したくなりました。』
ゲ「あ…ぅ///」
耳まで真っ赤にしてウチの肩に顔を埋める。
敦子、優子さん…。
やっと平和な日々が戻りました…。
このまま何も起きないまま私たちは優子さんが愛した馬路須加女学園を卒業できますよね?
第二章 完
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