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『いやいやガチで…。』
さ「ふーん…まぁおおきに。」
そっぽを向きながらお礼を言うさやに微笑んでいるとウチの腕にしがみついてくるみるきーがふてくされていた。
み「私にはなんも言うてくれへんの?」
『……ああ…うん、元気そうでなによりだ。』
み「そんなんやないわっ!!あほんだらぁ!!」
『ぐふっ!!?』
さっきまでの可愛い声じゃなくドスの利いた声でウチの脇腹に拳を入れられた…。
だって…特に変わってないし…。
『…とりあ…えず…我が校に案内するわ…。』
さ「東京もんが通うヤンキー高はどんなとこやろうなぁ。」
『んー…普通より上…かな?』
さ「そら楽しみやわ。」
クシャッと子供みたいに笑うさやとみるきーの肩を掴んで歩き始める。
『とりま内輪揉めはやめてくれよ。』
さ「わかっとる。」
『本当かぁ~?』
さ「さわんなや!!」
プニプ二と柔らかいほっぺを突っついてると手を払いのけられた…。
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