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み「えぇ~ドケチやなぁ…昔あーんなに熱い夜を過ごした仲やないかぁ~。」
『おいっ!!変な言い方すんなっ、あれはお前が風邪ひいたから一晩中看病しただけだろ!!』
さ「ツッコミながっ!?」
『ツッコミじゃねぇ!!』
ギャーギャー言い合っているとバンッと騒がしい音を立てて静寂をたてたのは意外にも敦子だった。
あ「ここ…喫茶店じゃないから。」
『あっ…ごめん…。』
あ「とりあえず私刑事さんに聞いた話あるんだけど…。」
『なに?』
あ「最近のあの事件の犯人なんだけど…私たちを狙ってるみたい…。」
敦子の言葉に全員が目を見開いた…。
なんでウチたちを狙ってるんだ?
あ「…刑事さん…その人を事情聴取してたときにずっと呟いていたらしいの…その人の名前が……境…。」
『……えっ…。』
ゲ「きょ…う?」
あ「キョーケン…。」
境はもちろんウチの本名…。
そして何故ウチの名前を呟いたのか…答えは一つ…。
『郷田が…?』
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