魔の手

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ー渡辺家ー 『父さん、しばらくみんなを泊めるから。』 父「ああ…お前も郷田が抜けたこと聞いたか、俺はしばらく留守にするがあまり外には出るなよ……あとさやかちゃん久しぶりだね。」 さ「おっちゃん、元気やったか?」 父「ああ、じゃあ俺は行くからゆっくりしてきなさい…麻友ちゃんもまたね。」 さやとネズミの頭をポンポンと撫でてから親父はコートを羽織って組員たちと屋敷を出て行った。 ーキョーケン自室ー セ「よく邪魔させて貰ってたけど…お前の親父さんに会うのは初めてだよな…。」 『ああ。』 セ「ネズミ、さやと親父さんの関係はなんだ?」 さっきの行動に疑問を抱いたのか首を傾げながら問いかけてきた。 『聞いて驚くかもしれないが、ウチとネズミは血が繋がった従姉妹なんだ。』 セ「はっ?」 さ「マジでっか!?」 ネ「マジっすよ。」 ネズミの返事にセンターたちは声をあげた…。
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