さやの気持ち

6/28
前へ
/484ページ
次へ
高「………〟」 『……高橋さん〟』 高「下の名前でいい〟」 『……みなみさん…殴って貰っていいすか?』 椅子から立ち上がりみなみさんの前に立って自分でも変なお願いをしていると思ったが…昔みなみから殴られたことで何も感じなかったウチの心は少し揺れたんだ…〟 高「ドMか、お前は〟」 歯を見せて笑うみなみさんも椅子から立ち上がりウチの前に立つ〟 高「歯ぁ食いしばれ!!」 『っ!!?』 意外にも本気でやってきた拳はウチの頬にクリーンヒットしたためテーブルに吹っ飛んだ〟 『げほっ…〟』 高「あー…久しぶりに殴るのきついわぁ〟」 ブンブンと手を振って顔を歪んでいるみなみさんにふらふらした足取りで歩み寄る〟 『…ありがとうございました…〟』 高「……病院まで送る〟」 『みなみさん〟』 高「あんだよー、まだなんかあるんか?」 『…敦子をよろしくお願いします〟』 高「……おぉ…任せとけ///」
/484ページ

最初のコメントを投稿しよう!

225人が本棚に入れています
本棚に追加