さやの気持ち

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ゲキカラ視点 ーーーーーーーーー ー病院ー ゲ「………。」 さ「ほれ。」 まだ手術が終わらないから私は1人で屋上からの景色を眺めているとさやっていう人が缶コーヒーを差し出してきた。 さ「ここ、おしるこなかったからショックやわぁ~。」 ベンチに腰掛けてジュースの蓋を開けるさやにつられて私も隣に座った。 さ「あんた、キョーケンと付き合うとるんか?」 ゲ「…ああ。」 さ「ふーん…、なんやぁあいつ結局恋人作っとるんかい。」 ブラブラと足を振って唇を尖らせるさやに私は気になっていたことを問いかけた。 ゲ「キョーケン…大阪に行ってた時期って…いつ?」 さ「…んーと…確か一昨年の夏やな。」 さやの答えでわかった。 突然いなくなったキョーケンが消えたのは夏の日…そっか大阪にいってたんだ…。 ゲ「なんで大阪に?」 さ「さぁー…ようわからへんけど…あいつ寂しそうな目しとったわ…。」 上を見上げて月を見るさやの目も何故か寂しそうだった。
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