さやの気持ち

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さやか視点 ーーーーーーーーーーー ー二年前の夏ー さ「あーっ!!もーいややーっ!!」 み「ごほっ!!?なんやねん!!いきなり!!」 好み焼きを食べていた私の叫びに一緒にいたみるきーがびっくりしてせき込んでいた。 さ「おとんがな、後継者を選ぶために見合いしろってうるさいねん!!」 み「あー…そら大変やなぁ…。」 さ「好きでもない奴と結婚なんかできひんわ…。」 家のことがあっても親が困ってて嫌なもんは嫌や…。 なのにおとんと来たらじゃあお前が跡継げなんて…女に何言うとうねん!! 怒りが収まらない私は目の前にあるお好み焼きをへらでぶっさした。 み「あっそういやさや姉最近街で暴れとる東京もんのこと知っとるか?」 さ「なんや?それ?」 み「なんや知らんのかい、あのな街のチンピラたちを倒していく変な奴が現れたんや。」 あー…なんかおとんが言っとったな。
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