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『……気持ちは嬉しいが…あんまり私の近くに寄らない方がいいよ。』
膝に顔を埋めて唸っている私に微笑んでから部屋を出て行ってもうた…。
み「……なんやろ…もっと凶暴な奴かと思とったんやけどな…。」
さ「………うわぁーっ!!みるきー!!」
み「って、いきなりなんや!!?」
ガバッとみるきーに抱きついて悶えている私の頭をペチペチ叩いてくるがそんなの気にせず肩に顔を埋めた。
さ「どないしよう…私…アイツを見とるとな…胸がドキドキすんねん…。」
み「えっ!?」
さ「なんなん、これ?私病気なんかな…?」
み(ってか鈍っ!?)
あの子犬のような目を見ると心臓が弾んでまう…。
こんなん初めてやし…どーしたらええの?
み「…まぁ…一時の感情や、もう会うこともないやろうし忘れなぁ?」
さ「……そうやな…。」
みるきーの言うとおりこの一週間アイツに会うことはなかった…。
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