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『……へ~…。』
金髪の奴は金眉会の総長に頭突きを喰らわしてその場は終わった。
あの頭突き…喰らったら無事じゃ済まなさそうだ。
ダ「なんや?」
ウチの視線に気付いたのかこちらを睨みつけて近付いてきた。
『……なにも?ただの見学。』
ダ「………お前は…ラッパッパ部員か?」
コイツの口からラッパッパと出た瞬間自分の眉間に皺が寄るのがわかる。
『………階段でも上るつもり?』
ダ「……だとしたら…なんや?」
『………ふっ…精々楽しませて。』
皮肉そうな笑みを見せてからソイツに背を向けて学校へと戻ろうとすると…。
『……っと…。』
あ「あ…すいません…。」
もう1人の転校生にぶつかってしまった拍子にカバンを落としていたから一緒に拾ってあげる。
近くで見ると本当に美少女だな。
『………はい。』
一通り集めてから女の子に渡せば頭を下げてから教科書を受け取った。
『じゃあね。』
あ「……ありがとうございました。」
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