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彼女は 僕の名前をポツリと呟くと そっと 僕の髪に触れた。 「っえ!!? はっ八戸さんっ!?!?」 「きれいな髪ね…。わたし、すきよ」 「へっ?あ、ありがと…う?」 彼女は すっと髪を撫でると くるりと向きをかえ もと来た道をかえしていった。 「八戸さんっ!!」 「大丈夫よ、沙耶。 2時間目はでるから」
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