始まりの日

4/4
前へ
/9ページ
次へ
「悠ちゃんの部屋は2階の一番手前の部屋だから。 もう荷物は業者さんが運んでくれたよ。」 「そっか わかった じゃあ俺 荷物の整理してくるわ! 麦茶、ごちそうさま。」 空になったグラスを渡し 荷物を持って階段をのぼる。 新しい部屋には、机とベットが置いてあり 段ボールがいくつか積んであった。 部屋を眺めぼそりと呟く。 「ここが 新しい俺の部屋か…」 窓からはさっきの猫が寝ているのが見えた。 「うまくやっていけるといいな…」 明日の学校のことを考えながら ドスンとベットに寝転がると 疲れていたのか 僕は そのまま眠りについてしまった。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加